AIとPythonでかんたん!誰でもできるLINEスタンプの作り方と販売の流れ

要点サマリ

LINEスタンプを自分で作って売るのは、じつは誰でもできる。
AIと少しの工夫があれば、絵が描けなくても大丈夫。
やることは3つだけ。
1. ChatGPTでテーマやセリフを考える。
2. Pythonスクリプトで画像のサイズを整える。
3. LINEの「クリエイターズマーケット」に登録して販売する。


ステップ1:テーマを決めてAIに考えてもらう

LINEスタンプの基本は「日常で使える言葉」。
たとえば、こんなテーマから考えると始めやすい。

  • 学校:テスト前に「やばい」「あとちょっと」
  • 家:家族への「ご飯できたよ」「おかえり」
  • 仕事:上司に「了解しました」「助かります!」
  • 友だち:軽いノリで「うぇい!」「ひまだ〜」

ChatGPTに「高校生が友達に送りたくなるセリフを10個出して」とお願いすると、会話で使いやすいセリフを出してくれる。
この時、キャラクターの性格や雰囲気(明るい・元気・ツンデレなど)も伝えると、よりピッタリの案が出る。


ステップ2:AI画像をLINEスタンプ用に整える

AIで作った画像や、手描きのイラストをLINEスタンプとして使うにはサイズや形式をそろえる必要がある。
この部分はPythonという無料のプログラムで一気に自動化できる。

使うスクリプト

  • resize_image.py:画像をLINEが決めたサイズ(例:370×320ピクセル)に自動で調整する。
  • rename_image.py:画像の名前を「01.png」「02.png」みたいに順番に変える。

操作は簡単。
1. 画像をフォルダに入れる。
2. スクリプトを実行する。
3. 自動でサイズがそろって、順番の名前になる。

これでアップロード用の画像が一気にそろう。
手作業で画像を1枚ずつ開いてサイズを変えるより、何倍も速い。


ステップ3:LINE Creators Marketに登録して販売

LINEスタンプを売る場所は「LINE Creators Market」という公式サイト。
アカウントを作って、スタンプをアップロードすれば販売できる。

流れは次のとおり。
1. LINEのアカウントでログイン。
2. 「新しいスタンプを作る」を選ぶ。
3. 画像(最大40枚)と説明文をアップ。
4. 審査に出す(1週間前後で結果)。
5. 通ったらLINEストアで販売スタート。

販売価格は120円〜から設定できて、1個売れるごとに報酬が入る。
スタンプが人気になると、月に数千円〜数万円になることもある。


どんなスタンプが売れやすい?

  • 誰でも使える言葉:「ありがとう」「おつかれ」など。
  • 気分を伝える顔:怒る・泣く・喜ぶ・あきれる。
  • キャラクターの個性:服装や小物をそろえてシリーズ化。
  • 季節ネタ:夏休み・受験・年末などの時期ネタは強い。

たとえば、夏なら「暑すぎる〜」や「アイス最高!」など。
季節が変わったら「秋バージョン」として新作を出すと、継続的に売りやすい。


スタンプ作りを楽しく続けるコツ

  • 一気に40個作ろうとせず、まず8個でミニセットを出す。
  • 家族や友達に使ってもらって反応を見る。
  • 人気があった言葉やキャラをもとに、次のシリーズを作る。
  • SNSで紹介して反応を集める。

AIをうまく使えば、次のアイデア出しもすぐできる。
「秋のスタンプに合うセリフを10個出して」など、ChatGPTに聞けばすぐネタが増える。


よくある質問

Q. プログラミングがわからなくても大丈夫?
→ ほとんどコピペで使えるスクリプトだから大丈夫。

Q. 絵を描けなくてもいい?
→ 文字だけでもスタンプになる。AI画像を使えば絵が苦手でも作れる。

Q. お金はかかる?
→ スクリプトもLINEの登録も無料。売れたときに手数料が引かれるだけ。


まとめ

AIとちょっとの工夫で、LINEスタンプを誰でも作れる時代になった。
ChatGPTでテーマを考え、Pythonスクリプトで整え、LINEで販売する。
全部無料で始められるうえ、友達との会話がもっと楽しくなる。
もしヒットしたら、ちょっとしたおこづかいにもなる。

難しく考えず、まずは「自分が送りたいスタンプ」から作ってみよう。


出典


※具体的にPythonスクリプトを知りたい方は、私のX(旧Twitter)でDMしてください。
👉 https://x.com/Shuk846

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